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鋼橋上部の塗替工事におけるケレンの重要性

こんにちは!長野県松本市を拠点に、橋梁耐震補強や伸縮装置取替などの橋梁補修工事、解体工事、外構工事を手がけている株式会社富士建です。
今回は、鋼材や鉄筋などの長寿命化に必要な作業である「ケレン」についてお伝えします。
シンプルな作業ですが、非常に重要なものですので、これから就職を考えている方も知っていて損はない知識です。

鋼橋上部の塗替工事の手順

鋼橋などのいわゆる橋梁の塗装には、外観を良くすること以外に、「金属の腐食を防ぐ」という目的があります。
竣工後、長期間経過した鋼橋は表面の塗装の剥離が多く、剥離部分から水分や塩化物イオンが浸入することで、「腐食=錆」が進んでしまいます。
塗替工事は塗膜調査の結果、塗り替えが必要と判断された場合に発注されるものです。
受注者の主な作業手順は、1.素地調査により腐食部分の除去や劣化部分の補強を行う、2.塗りつけ作業を行い、塗装を完了するという2工程になります。
劣化部分を塗りなおすだけでなく、劣化部分の再劣化を防ぐ作業が非常に大切になるのです。

損傷に合わせた「ケレン」の実施

塗り替え前に行う素地調査など、劣化の原因や再劣化を防ぐ工事のひとつに、「ケレン」があります。
ケレンは素地調整の中でも、さび落としの意味合いで使われることが多いようです。
錆を取り除くことは再劣化防止のために重要ですが、ケレンの効果はそれだけではありません。
鉄筋や鋼材の表面の凹凸を整える効果があります。
ケレンが施された表面は、錆や塗布を妨げる粉塵・ほこり、塩分が取り除かれた状態となります。
そのため塗料の付着性が向上するという効果もあります。

富士建へご相談ください!

弊社は、長野県内で橋梁補修工事や、解体工事などを承っている会社です。
橋梁の劣化は、構造物が立つ場所の環境によっても原因が異なりますので、損傷部分だけでなく、現場環境を踏まえた補修工事のご提供が必要です。
弊社は業歴22年以上の弊社代表を筆頭に、経験豊かな人材が豊富ですので、お客様の問題に対して適切なご提案いたします。
補修工事や解体工事でお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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